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11章 クラスの利用(java.util)

学習のポイント

java.utilパッケージの中にある伸縮可能な配列のイメージである「ArrayList」クラスの使い方を理解しましょう。

1. java.utilクラスとは?
その名の通り、ユーティリティ関連のクラスを提供しています。ここでは、非常によく使用される「ArrayListクラス」について説明いたします。
2. ArrayListクラス
Javaで配列へ「クラスのインスタンス」を格納することは可能です、実際、試験問題でもこの方法をとっているようです。しかし、インスタンスを格納できかつ配列の長さを変更できるのが、「ArrayListクラス」です
3. ArrayListクラスの使用方法
電話番号を管理するクラスを作成します。

public class CTel {
  //フィールド
  private String tel;

  //コンストラクタ
  public CTel(String tel) {
    this.tel = tel;
  }

  //メソッド
  public void printTel() {
    System.out.println("電話番号は" + tel + "です。");
  }
}

ArrayListクラスへ登録する処理です。

import java.util.ArrayList;
public class CMain {
 public static void main (String[] args) {
  //リストの定義 ※CTelクラスのインスタンスを格納できる
  ArrayList<CTel> list = new ArrayList<CTel>();

  //リストへ電話クラスのインスタンスの追加
  list.add(new CTel("03-1111-1111"));
  list.add(new CTel("03-2222-2222"));
  list.add(new CTel("03-3333-3333"));

  //リストの内容を取得して電話番号を画面表示
  for(int i=0;i<list.size();i++)
    //リストから取得
    CTel p = list.get(i);
    //電話番号の表示
    p.printTel();
  }//for
 }//main
}//class

上記のように「ArrayListクラス」では、クラスのインスタンスを格納できます。

vt.list.remove(0); //0番目の要素を削除します。
vt.list.clear();() //すべての要素を削除します。

※注意点としては、要素の先頭は「0」から始まります。

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