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10章 クラスの利用(java.lang)

学習のポイント

java.langパッケージの代表的なクラスの使い方を理解しましょう。

1. java.langクラスとは?
このクラスは「Javaの基本的なクラス」があります。では代表的なものを紹介致します。
2. ラッパークラス
ラッパークラス」とは、Javaの変数の基本型(プリミティブ型)をオブジェクトとして扱えるようにしたものです。例えば、以下のように出来ます。

int p1 = 50;
//p1のIntegerオブジェクトの生成
Integer p2 = new Integer(pa1);
//値の取得
int p3 = p2.intvalue();

上記のコードで、p3には、50がセットされます。また、p2は、オブジェクトであることに注目して下さい。
ラッパークラスでは、以下のように文字列の変換が可能です。
●int~文字列の変換

int i = 100;
String str1 = Integer.toString(i);

または、

String str1 = String.valueOf(i);

上記では、とちらも、100という数値を"100"という文字列に変換しています。
●文字列~int型の変換

String str1 = "125";
int i = Integer.parseInt(str1,10);

上記のコードの「10」は10進数の意味です。以下のようにしても同様です。

int i = Integer.parseInt(str1);

3. Mathクラス
「Mathクラス」には、三角関数、指数関数、比較のメソッドが定義されています。定数として円周率(PI)などがあります。
double p1 = Math.PI;
これで、p1には、3.141595・・・がセットされます。
ここで、比較のメソッドについて説明します。

int a1 = 100;
int a2 = 200;
System.out.println("最大値は " + Math.max(a1,a2) + "です。");
System.out.println("最小値は " + Math.min(a1,a2) + "です。");

その他としては、絶対値のメソッドがあります。

int a1 = -100;
int a2 = Math.abs(a1);

これで、a2には、100がセットされます。
4. Characterクラス
「Characterクラス」とは、「char型」のラッパークラスです。1つの文字を保持します。

Character mj = new Character('c'); //オブジェクトの生成
char c1 = mj.charValue(); //文字列の取り出し
if (mj..isDigit(c1) = true) { //数字がどうかの判定
 Stsyem.out.println("数字です。");
} else {
 Stsyem.out.println("文字です。");
}

5. Stringクラス
今まで、何気なく使用してきた「Stringクラス」についての説明です。
String p1 = "pafu";
このコードは、以下のようにも定義出来ます。
String p1 = new String("pafu").intern();

文字型の配列をStringに変換するには

char[] c1 = {'A','B','C'};
String str1 = new String(c1);

これで、str1には、"abc"がセットされます。

比較には、「==」ではなく「equals(対称のStringオブジォクト)」を使用します。

String a1 = "pafu1";
String a2 = "pafu2";
if (a1.equals(a2)) {
 System.out.println("等しい");
} else {
 System.out.println("等しくない");
}


文字の検索には、メソッドが用意されています。

String str1 = "abcpafu1";
int i = str1.length(); //文字列の長さ(8が返されます)
char m1 = str1.charAt(0) //0は最初の意味で1番目の文字列(aが返されます)
int j = str1.indexof("pafu"); //"pafu"が最初に現れる位置(3となります)
String s1 = srr1.substring(3); //4文字目以降を返します("pafu1"となります)
Strring s2 = str1.substring(3,2); //4文字目から2文字取り出します("pa"となります)

※注意点としては、文字列の位置は「0」から開始されます。
6. StringBufferクラス
StringBufferクラス」は文字列を増やしたり減す時に使用します。特にサーブレッドなどで、HTML文をはきだす時には便利です。以下のように使用します。

StringBuffer s1 = new StringBuffer("pafu");
s1 = s1.append("tama"); //"pafutama"となります。(文字列の追加)
s1 = s1.insert(4,"ppp"); //"pafuppptama"となります。(文字列の挿入)
s1 = s1.delete(4,2); //"pafuptama"となります。(文字列の削除)

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