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7章 パッケージとは

学習のポイント

パッケージは、クラスをまとめるフォルダのようなものです。パッケージの指定方法について理解しましょう。

1. パッケージとは?
パッケージ」とは、Javaのすべてのクラスとインターフェースをグループ化した単位のことを言います。通常は、大規模なアプリケーションの開発をする場合に管理を容易にするために使用されます。

通常、パッケージは重複がないように、自社ドメインの逆順とします。例えば、pafu.co.jpの場合「jp.co.pafu」とします。

2. パッケージの宣言
通常、パッケージに所属させめためには、ソースファイルの先頭に「package文」を追加します。以下のようにします。

package pafu.tama;
public class CMain {
 public static void main (String[] args) {
  System.out.println("pafuです。");
  }
}

これは、「pafu」というディレクリーの下に「tama」というディレクトリーを作成して、ここにソースファイルを置き、コンパイルします。
3. Javaの代表的なパッケージ
パッケージ名 意味
java.lang Javaの基本的クラスとインターフェイス
java.util ユーティリティクラス
java.io データ入出力用のクラスとインターフェイス
4. パッケージの宣言がない場合
パッケージの宣言がない場合は、「無名パッケージ」と言い、ファイルシステム上のカレントディレクトリーに対応付けられます。
5. パッケージの指定1
パッケージを指定したクラスを参照する際は、以下のようにします。上記2のクラスの場合は、「pafu.tama.CMain」と指定できます。しかし、この方法では、かなり面倒であるため次のような方法をとります。
6. パッケージの指定2
Javaには、「import」文というものがあり、これをソースファイルの先頭で宣言することにより、パッケージをインポートすることが出来ます。例えば、上記2のクラスをインポートする場合は、「import pafu.tama.CMain;」とします。
また、pafu.tamaの下にたくさんのクラスがあった場合、それを全部インポートするには、「import pafu.tama.*;」というように「*」を使用します。
例えば、上記3の「java.lang」のすべてをインポートする場合は、「import java.lang.*;」と指定します。

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