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3章 制御文

学習のポイント

2種類の判断構造と3種類のループ構造、ループ制御文について理解しましょう。

1. 制御文について
Javaには、2種類の判断構造、3種類のループ構造、及びループ制御文があります。
判断構造 意味
if 条件分岐構造
switch 多分岐構造
ループ構造 意味
while 先行判定のループ処理
do while 後行判定のループ処理
for 先行判定で回数を指定するループ処理
ループ制御文 意味
break ループからの脱出
continue ループ処理でスキップ
2. if文
if文には以下の3パターンがあります。

if (条件式){
  //trueの時、実行
}


if (条件式){
 文1; //trueの時実行
}else{
 文2; //falseの時実行
}


if (条件式1){
  文1; //条件1成立の時実行
} else if (条件式2){
  文2; //条件2成立の時実行
} else if (条件式3){
  文3; //条件3成立の時実行
} else {
  文4; //すべての条件が成立しない時実行
}

※その他、if文の中にif文を入れる「ネスト」ができます。
3. switch文
switch文は、「整数値」「文字」「文字列」を評価します。以下のようにします。

int pa1 = 2;
String pa2;
switch(pa1){
 case 1 :
   pa2 = "A";
   break;
 case 2 :
   pa2 = "B";
   break;
 case 3 :
   pa2 = "C";
   break;
 default :
   pa2 = "Z";
   break;
}

上記の場合は、pa2に"B"が入ります。ここで「break」は「脱出」の意味です。
また、「default」はすべての「case文」の条件を満たさなかった時に実行されます。
4. for文
for文は「ループ処理」で回数が分かっている時に使用します。for文は先行判定のループ処理です。

for (初期値;条件;更新){
  実行する
}

例えば、以下のようにします。

int goukei = 0;
for (int i=1; i<=10; i++){
 goukei += i;
}

これは、1~10の値の合計を変数goukeiに格納しています。;
5. while文
while文は条件式が等しい間、ループ処理をする先行判定です。

while (条件式) {
 実行する
}

例えば、上記4と同様な処理の場合は、

int i = 1;
goukei = 0;
while(i <=10) {
 goukei += i;
 i++;
}

6. do while文
do文は条件式が等しい間、ループ処理をする後続判定です。従って、必ず1回はループ処理の命令を実行します。

do {
 実行する
} while (条件式) ;

例えば、上記4と同様な処理の場合は、

int i = 1;
goukei = 0;
do {
 goukei += i;
 i++;
} while(i<=10);

7. break文
ループ処理において、ある条件を指定して、trueの時に「break」文を記述するとループ処理から強制的に脱出することができます。
8. continue文
ループ処理において、ある条件を指定して、trueの時に「continue」文を記述するとそれ以降の処理をスキップして、次のループ処理へ移行します。

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