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ビジネスインダストリ(ストラテジ系)

学習のポイント

インダストリとは、「産業」という意味です。ここでは、様々な業務で使用される情報システムについて説明しています。 情報システム、エンジニアリングシステム、ビジネスシステム、インタネットを利用したシステム等を理解しましょう。

1. 執行役員制度
執行役員制度とは…経営の意思決定の迅速化や戦略経営の強化などを目的とした制度です。
CEO 企業組織について経営上の意思決定において最高の責任者。
CIO 情報セキュリティや情報戦略の最高責任者。
COO 業務執行における最高責任者。
CFO 財務の最高責任者。
2. 情報システム
●企業情報システム
MIS
(経営情報システム)
経営者の意思決定を支援するシステム。経営に関する情報を収集して分析して、情報を一元的・体系的管理を行うといった、経営における意思決定に有用な情報を提供するシステム。
DSS
(意思決定支援システム)
管理者の意思決定を支援するシステム。経営に関する情報をユーザ自身が検索・加工・分析することで経営における意思決定を支援する情報システム。
SIS
(戦略情報システム)
経営戦略に直接、情報システムを活用するもの。企業が競争優位を獲得するために構築する情報システム。
●近年の情報システム
BPR 「ビジネスプロセスリエンジニアリング 」のことで、顧客満足度の向上などといった目標を達成するために業務内容やビジネスプロセスを分析して、最適化されるように再設計するとともに、業務内容や組織を変更したり、リストラクチャリングを行うことを言います。1回限りの業務改善となります。
BPM 「ビジネスプロセス管理」のことで、組織の業務プロセスを見直し、継続的に改善していくこと。
SCM 「サプライチェーン」とも言い、メーカから消費者の手に渡るまでの製造・販売・物流の全過程における製品と情報を一元管理して、これらの流れを効率化することで、無駄を排除しようとする管理手法です。
SFA 営業活動を支援することを目的とした情報システムです。
CRM 「顧客関係管理」とも言い、顧客との関係を深め、それを活用した経営手法です。
EPR 「企業資源管理」とも言い、経理、生産管理、販売管理、人事管理などの基幹業務をコンピュータシステムを使用して一元管理することを言います。これにより全社的に最適化された企業活動が可能になるとされています。
●インターネット利用したビジネススタイル
EC 電子商取引」のことで、企業対企業、企業対個人を問わず、電子的にデータ交換を行うことで、取引から決済までを行うシステムの総称です。消費者「C」、企業「B」、政府「G」として表現します。以下の種類があります。

■C to C 例:ネットオークション…
■B to C 例:ネットショッピング…
■G to B 例:電子入札…
■G to C 例:住民票・婚姻届けの申請…
■B to B 例:EDIを使用した受発注データ交換…
■G to G 例:自治体間での住民票データなどの交換…

SOHO インターネットを利用して会社のシステムと接続して従来の職場とは離れた場所に設置された小規模オフイスのこと。
3. エンジニアリングシステム
エンジニアリングシステム」とは、「工場などの製造現場における情報システム」を言います。以下の種類があります。
●エンジニアリングシステム
MRP 「資材所要量計画」で、必要なものを必要なだけ必要な時期に届ける計画の基本要素のこと。
CAE 「コンピュータ支援エンジニアリング」で、シュミレーションなどにより技術開発・設計開発支援を行います。
CAD 「コンピュータ支援設計」で、画面上で設計作業を行うこと。
CAM 「コンピュータ支援製造」で、NC工作機械などを制御して自動製造を行うこと。
CAP 「コンピュータ支援プランニング」で、日程計画を立てるシステムのこと。
CAPP 「コンピュータ支援工程設計」で、効率的な生産工程の設計を支援するシステムのこと。
●工場の自動化
FA 工場の自動化システム。
FMS 多品種生産に対応する自動化システム。
CIM 「コンピュータ統合生産」で、FAに工場外の販売情報なども統合して、よりフレキシブルな生産を行うためのシステムのこと。
PDM エンジニアリングデータ(製品設計情報、構成部品情報、スケジューリング情報等)を一元管理するシステム。
4. ビジネスシステム
●販売・流通関連
POS 販売時点情報管理」のことで、小売店において販売時に商品ごとに売上情報を収集・蓄積して分析を行い、どの商品が売れ筋かを迅速に把握するシステムです。以下の利点があります。
・在庫管理の徹底。
・品切れの心配の減少。
・商品販売の動向のリアルタイムでの把握。
・販売分析が可能。
EOS 自動受発注システム」のことで、「メーカ」「卸売り」「小売り」のそれぞれの間の取引で使用される正確な発注作業を効率よく行うためのシステムです。
●企業間システム
EDI 電子データ交換」のことで、コンピュータネットワークを利用して企業間で受発注や出入荷、決済といった情報を電子データでやり取りすることを言います。やり取りするためのプロトコルの標準化として「EDIFACT」で統合しています。
CALS 超高速の商取引で、総合的な企業間のデータ交換のことを言います。データを共有化するための標準言語に「SGML」があります
VAN 単なる通信サービスだけでなく付加価値を付けた通信サービスを言います。
●その他
ワークフローシステム 業務でやり取りされる申請書などを電子化し、ルールに乗っ取って、「集配・承認・決済」を行うことです。書類の申請~決済までの処理速度の向上ができます。
コンカレントエンジニアリング 製品開発において、開発期間の短縮を図るために、 技術開発や各種の設計、生産計画などの工程を同時並行的に行う手法です。
エスクローサービス 商取引の際に、信頼の置ける第三者を仲介させて、取引の目的を担保することである。 具体的な方法としては、売り手・買い手・第三者(エスクローエージェント)の間で次の手順で行われる。
1.買い手はエスクローエージェントに代金を預ける。
2.売り手はエスクローエージェントへの入金を確認し、買い手に商品を発送する。
3.買い手は送付された商品を確認し、エスクローエージェントに商品の到着を報告する。 当初の取引内容と異なる場合は、商品の返送または取引破棄をすることができる。
4.エスクローエージェントは、売り手に代金を送金する。
5.売り手は代金を受領する(取引の終了)。
セル生産方式 少人数で一つの製品を製造する方式で、多種類かつフレキシブルな生産が求められるものが適しています。
5. インターネットを利用したサービス
ASP・SaaS(サーズ) 利用者は必要なソフトウェアやその機能を必要なときだけ利用でき、利用実績に応じて料金を支払います。必要な機能を利用者がダウンロードして自身のコンピュータに導入(インストール)する方式のものと、サーバ上で動作するソフトウェアの機能をネットワークを介してオンラインで利用する方式があります。近年では後者の形態が多くなっているようです。
PaaS(パース) アプリケーションソフトが稼動するためのハードウェアやOSなどのプラットフォーム一式を、インターネット上のサービスとして提供する形態のことです。
IaaS(イアース) 情報システムの稼動に必要な仮想サーバをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、インターネット上のサービスとして提供する形態のことです。
SOA(サービス指向アーキテクチャ) SOAとは、大規模なシステム{アプリケーション}などをコンポーネント化(部品化)し,それらを組み合わせてシステムを作る設計手法のことです。具体的には、ビジネスプロセスの構成単位に整理されたソフトウェア部品や機能を、ネットワーク上に公開し、これらを相互に連携させることにより、構築しようというものです。
6. ホスティング・ハウジング
ホスティング インターネットに情報を発信するサーバーの容量の一部を間貸しするサービスです。ホスティングサービスは、レンタルサーバーとも言われます。
ハウジング 顧客の通信機器や情報発信用のコンピュータ(サーバ)などを、自社の回線設備の整った施設に設置するサービスのことです。
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